素敵なマダムのアドヴェント ティー

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とっても大きなヴィラに住んでいた彼女は
弁護士である御主人のリタイアをきっかけに
家が大き過ぎるという理由で売却する道を選んだ。
その代わりに選んだのは、都会の中心部に250平米のアパートメントと
海辺の一軒家を行き来する生活。
最近の彼女の生活の拠点は殆ど海辺の家で
趣味の絵画の世界に浸っていると言う。
そんな彼女も、今の季節になると都会に戻って来る。
そして、こんな素敵なティーパーティーを演出してくれる。
先ずは、午後5時から女性達だけでケーキでティーパーティー。
彼女を囲んで久々に会う友人達とお喋りに花が咲く。
元女性議員、外交官夫人、医師、大学の教授でも有り経営者……。
こんな事を書くと、何だか肩が凝りそうな集まり と思いがち
実は彼女達とても自然体でしなやかで虚栄など必要無い人達ばかり

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午後7時からは、殿方も合流し、
広々としたキッチンで
美味しいカナッペとシャンパンで乾杯。
弁護士だったり、建築家だったりと活躍する分野が違っていても
お互いを尊重しているから、会話が楽しく進んで行く。

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ホストの彼女は私よりも一回り以上年上。
世間から見るとエリート弁護士の裕福で順風満帆な家庭だが
お嬢さんが高校生の時に白血病に発病し、
母親である彼女もまた大変な思いをしている。
そんな大事が有った事は数年経ってから彼女から聞いた。
今思えば…彼女が娘さんの病と闘っている時、
私は彼女と何度も会っていた。
でもそんな事は一言も口にしなかったし態度にも出なかった。
日本的な発想だとここで、「どうしてうちあけてくれなかったの?」
となるだろう。
日本では 苦労話が美化されがちだと思う。
私は彼女の気持ちを尊重したいと思った。
私は彼女に 一言
「大変だったんだね」と言って抱きしめただけ。
これ以上の言葉は彼女に要らない。
彼女が私に話した時は、既にお嬢さんも元気で結婚して今では二児の母。
残念ながら、闘病が長かったためにお嬢さんは念願の大学進学を見送った
彼女にとっては娘さんが現在元気で家庭を営んでいる事が
何よりの幸せなのだ。

70歳を過ぎた今でも大きなスポーツタイプのメルセデスベンツを運転して
沢山あるお洒落なバッグを何時もさり気なく持っている彼女
ファッションも生き方も地に足が着いている

パリやミラノのマダムのファッションばかりが取り上げられている昨今
もっと違った観点から女性の(自分自身の)生き方を見つめてみたら
もう一歩素敵な女性への道がある様に思うこの頃










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by Diary-17 | 2017-12-22 11:21 | クリスマス

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