美しいマイセンの皿

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(個人所持)

日本が誇る陶磁器の柿右衛門が姉妹と呼ぶマイセン磁器の製品も全て手描き。
人件費の高いドイツ製、人件費だけでは無く消費税も高くて20%だ。
でもそれが理由で値段が高いだけではない。
美術校出身の絵描きさん達を更にマイセン独特の技法を指導し雇用している。
花だけの絵師、昆虫だけの絵師、鳥専門の絵師、動物の絵師、縁取り専門の絵師という様に其々の専門絵師によって1つの製品が出来上がる。
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(上3点写真はマイセン資料より)

以前、絵師でマイスターの方から伺ったのは、暇を見つけては自然界に出てスケッチをしていると言う。スケッチは大切だと。鳥専門の絵師の机には実物の鳥の羽がいくつも置いてあって、羽付きの手羽も有った。ちょっとギョッとしたが良い絵を描くとはこ!ういう事。決して本や写真のコピーでは無く実際のものに触る事が大切なのだ。
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(写真は資料より)

絵の技術だけで無く、釉薬の仕上げも美しい。
そして、磁器自体がとても堅い。日本の磁器よりもずっと強いと思う。
息子が小学校の頃、息子のやんちゃな友達が遊びに来た時、テーブルの周りを走って
テーブルに体当たり、置いてあったグラス瓶が倒れてマイセンの皿の上に落ちたのだ。ヒヤリとしたが、一番欠けやすい縁取りの部分でさえもビクともせず、胸を撫で下ろした事があった。

あなたにもしマイセンに出逢う機会があったら、先ず手に取って見て欲しいと思う。
何か心に響く物を感じたらあなただけの物にして欲しい。これはマイセンだけに拘らずとも身の回りの物全てにおいて言い換える事が出来る。
真の良いものに触れてみると、自分のライフスタイルの方向が見えてくる。



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Commented by koharu50 at 2018-02-01 15:40
マイセンが高い理由がよくわかります。
さらにマイセンのサイトを見ると、歴史だけでも相当読み応えがあり、またまた勉強することが増えちゃった(笑)

あらゆる意味でいいものに触れるのは大切なことです。いいものに触れないと悪いものがわからないし。

最初の写真の器、とてもいいですね。
Commented by Blue-salvia at 2018-02-01 17:43
Diaryさん、こんばんは〜♪

去年の年末にお客様をランチパーティーで招くのに、我が家は良い食器が無くて、義母の了承の元に食器を借りて来ました。取り出したプレートが1枚目の写真と同じでした。初めて見る絵柄のプレートで衝撃を受けました。私の料理はとても盛り付けられないと、そっと戻して和光のプレートを借りて来ました。

私は食器のことを詳しく知らなかったのですが、他にもマイセンのティーカップなどがありました。義母はウェルニッケ失語症なので、マイセンの食器を求めた理由など、込み入った話しが出来ないのが残念です。時間がある時に、実家でゆっくりとマイセンの食器を眺めて来ようと思います。
Commented by queentomo at 2018-02-01 20:58
マイセンは残念ながら持っていませんが、デパートの催しには良く出品され目にする機会は多く、
いつも垂涎の思い出見てます。欲しいものはとても手が出ません。←目だけ超えてます、笑。
Commented by Grace-K52 at 2018-02-01 21:41
今晩は。
私のブログのイメージフォトはマイセンのイヤープレート「ブレーメンの音楽隊」です。
家の改装をした時、記念に買いました。老後を楽しもうっという気持ちで(^^♪
マイセンは薔薇の絵のトリオ(カップ&ソーサー&プレート)、インドの華リッチのトリオを6セットずつ揃えましたが、それらはここ数年で手放しました。
今手元にあるのは小花柄のサンドイッチプレートやサラダプレート、お節用に使っているインドの華リッチのオードブル皿、ドイツの花の変形プレートなど半端なものばかり。
年齢ととも身軽になりたくて、差し上げたり、譲ったりしましたが、実は時々後悔することもある(-_-;)
美術館級は言うに及ばず、高級ラインではない普及版でも、品格があるのはさすがですもの。食洗器にかけても大丈夫ですし…。普段使いにも耐えられる。
日本の洋食器はまだまだ及ばず……大蔵や深川は好きだけど。

Commented by Diary-17 at 2018-02-02 01:53
> koharu50さん
コメントありがとうございます。
300年続いている窯元です。ザクセン王は白磁に魅せられどうしても自国で生産したかった。
その情熱が今も続いている訳ですよね。マイセン博物館も素晴らしいです。チャンスがあったら
訪れてみて下さい。
Commented by Diary-17 at 2018-02-02 02:30
> Blue-salviaさん
以前、ご招待されたお宅にて、お料理はすっかり忘れていますが、今でも忘れないのはマイセン食器のコレクションでした。実はザクロ柄だけれどブルーオニオンと呼ばれているシリーズです。デイナーセットからコーヒー、テイーセット、ポット、ソース、スープ用のポット、スパイス入れからサラダボール、全ての食器がこのシリーズに統一されていてそれは素晴らしかったです。ヒビが入っているものや確か1つの大きなポットのヒビの所に金属のホッチキスの様なものが打ち込んで有ったのも驚きました。家族代々受け継がれた物だそうで、此れからも次の世代に受け継がれていくという。300年変わらぬデザイン、品質を保ち続けているのでいつまでも古臭さがないのです。お母様のコレクションもきっと素敵でしょうね。大切にしてください。
Commented by Diary-17 at 2018-02-02 02:40
> queentomoさん
コメントありがとうございます。
想像出来ます。queentomo さんがお好きなものはとてつもない物なのでしょうね。
目が肥えているでなくて超えてるところが凄いデス。

日本人はかなりのコレクターだそうです。
もし展覧会するとしたら良い物が国内のコレクターから集まると聞いたことがあります。
Commented by Diary-17 at 2018-02-02 03:02
> Grace-K52さん
コメントありがとうございます。
そう!丈夫ですね。王室磁器だから品格も。なかなか手が出るお値段では無いけれど…。
我が家はKPM の白が使い勝手が良くて……此方も手書きになるとお値段が恐ろしいです。
Commented by kira-kira60-100up at 2018-02-04 09:24
おはようございます。
私は器が好きですが、深く知ることはなく、自分が手に取り好きな物が好き程度。Diaryさんのブログを読んで少しマイセンについて調べてみました。ブルーオニオンは最近職場のマグカップに欲しいなと思っていたものでした。でも割れたら〜と悩んでいましたが、強いのですね!冬はすぐに冷めてしまうのでサーモスを使っています。春には使ってみたい。
そして最近のマイセンは絵柄が軽くなっているのですね。お値段はかなりのものですが、私はあまり心動かされない・・Diaryさんのブログは私の知識を広めてくださる素敵ブログ。これからも色々勉強させてくださいね。
Commented by Diary-17 at 2018-02-04 21:39
> kira-kira60-100upさん
コメントありがとうございます。
ブルーオニオンは本当はザクロ柄なのですが、その頃ヨーロッパにはザクロという植物がなかったので、玉葱と呼ばれる様になったそうです。マイカップは良い焼物でホッとひと息したいですよね。自分へのご褒美としても良いと思いますよ。
お褒めの言葉ありがとうございます。
かなり浅いブログだと思っているので、そう言っていただけるととても嬉しいです。
これからも宜しくお願い致します。
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by Diary-17 | 2018-02-01 13:30 | マイセン | Trackback | Comments(10)

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