我が家のお雛様


遠く故郷を離れても、離れているからこそ
我が家で欠かせぬ日本の習慣がある。

そのひとつは3月3日の桃の節句。
私の為だけの拘りでは無くて子供達に彼らのアイデンティティーとして日本の文化や習慣を教えたかったから。
f0380954_08034557.jpeg

3月3日は夫の誕生日でもあるので、当日の食事メーニューは娘の好物の五目ちらし寿司と夫の為にはバースディケーキでお祝いするのが我が家の慣わしだ。
竹の金蒔絵が描かれている漆塗りの三宝に飾った古い木目込み雛は
私と夫が気に入って彼此26年前に出逢った
私達ふたりの大好きな雛人形。
f0380954_08044055.jpeg
我が家には娘の雛人形、私の雛人形
そして夫が昔から所有している
一体がとても大きな100年ほど前の雛人形が有る。

それから、このお人形
多分五人囃子のひとりでは無いだろうか?
骨董店でぽつんとひとりで古い箪笥の上に飾られていた。
何とも言えぬ表情に惹かれて
以来、我が家の一員になった。
座布団を新しく誂えて
常にリビングの一角に座を構えている。
f0380954_08225293.jpeg

今年は家族が離れ離れなので娘にちらし寿司は作ってあげられない事が心残り。
娘も試験の準備に忙しく、最近は時間に余裕が無いらしい。
私がいなければ娘の雛人形は今年はきっと仕舞われたままだろう。

でも、いつか娘が母親になった時に彼女も自分の子供に彼女なりの方法で彼女が誇りにしている日本の文化をきっと伝える事だろうと密かに願っている。




[PR]
by Diary-17 | 2018-02-21 08:59 |

日々の覚え書き衣食住


by Diary-17