ヴィンセント・ファン・ゴッホ

ヴィンセント・ファン・ゴッホが極めた
静物画に特化した展覧会は
過去に無く、昨年ドイツ ブランデンブルグ州ポツダム市に
私設で新しく開館した
バルベリーニ美術館にて
初めて開催されました。

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この日の空は澄み切って
未だ誰もこのパンデミックを
予測していなかった一年前

ベルリンでのバウハウス展に
続いて昨年訪れた時の記録です。
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「静物は全ての始まりである」
ファン・ゴッホにとって
静物は彼の描く色の表現力を極める為の
適切な媒体だったと説明しています
37年の短い生涯の中
画家としておよそ850点のも油彩画を描きました
その内の170点余りは静物画です

この展覧会は
その中から25点
そして
ゴッホが弟に宛てた手紙なども展示されていました

館内は入場人数の制限があり(コロナに為ではありません)
酷く混み合うことも無く
一点一点時間に余裕を持ち
観覧する事ができました

ゴッホはパリ滞在中に花の静物画に集中していたそうで
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その花の静物画については
幾つか写真を撮る事が許されていたので
記念に撮ってきました
iPhoneと腕の問題で
見難い点はご容赦くださいませ

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次の2点の絵は
最近になって
ゴッホの絵だと確認された物です

今回初展示だそうです
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ゴッホの絵は沢山の模写や
手法を真似た画家の絵などが有り
専門家でも見分ける力が必要とされています
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宗教改革後の17世紀
オランダの画家達に定着し
後のゴッホに受け継がれた
静止画は
現在に至っても


彼の情熱、描く事へのエネルギーが
途絶える事なく放ち続ける
まるで芸術の放射線の様に感じました


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身の回りの物ありとあらゆる物を描いていった様に思います
靴なども
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Commented by aamori at 2020-12-11 15:11
見たことのないゴッホの絵がたくさんありそうです。
ものすごい数を、ものすごい速さで描いたのですね。
ポスターになっている静物画、、好きだなぁ、、
Commented by Diary-17 at 2020-12-11 23:06
> aamoriさん
コメントありがとうございます。
此れは図録の表紙なんですよ。色使いも良いですよね。

先程補足しましたが、花の静物画2点は今回初公開だそうです。
ゴッホの物かどうか最近やっと証明できたそうです。
あまり詳しく載せませんでしたが、ゴッホが弟に宛てた手紙の文なども有って
彼の精神的、金銭的苦悩などと同時に絵に対する彼の生きている世界を短かに垣間見る事も出来ました。
Commented by unjaku at 2020-12-12 09:17
おはようございます。
パリやドイツへ行った時に、かなりの数のゴッホを見ました。
そして感じるのは、ゴッホの絵を見る時には
覚悟しておかないとこちらの生命力が吸い取られてしまうことでした。
多作の人でした。
描けないときには激しく悩み、書き始めると数日で書き上げてしまう速さ。
絵の具が無くなると、テオに資金の援助をしてもらい、
絵を描くことだけに生きた37歳の苛烈な人生でした。

重なる花びら。紺色の手袋。靴は彼が履いたもの?そして生涯大事にしたパイプ。
惹きつけ,惹かれてゴッホを探す、ほとばしる絵の展覧会です。
Commented by cenepaseri at 2020-12-12 10:10
日本で紹介されるゴッホの絵はいつもオーベルジュ村の同じ作品が多いのですが、
そんなに沢山の絵を書いてるんですね、弟さんのマネージングが功を奏して
いい絵具を弟から送って貰って使っていたから、剥離や変化が少なく
状態が良いのだと聞きましたが、確かにそうかもと思います。
パリ時代のゴッホはあまり紹介されませんので、興味深く見せていただきました。
Commented by バロックパール at 2020-12-12 10:39
初公開の貴重な花の絵画、早速保存させて頂きました。ありがとうございます!
1枚目はリラの花でしょうか? 何か見えていなかった彼の内面に触れたようで、良い意味でゾクっとしました。ゴッホの絵はアルルの光の中で見た印象が強いので、光に繋げてしまいます。
彼の絵画の構図とズーム感が好きです。
靴の絵も良いですね。
Commented by sonoma0511 at 2020-12-12 13:34
ゴッホ展は、何度か観る機会がありましたが、あまりにも有名なひまわり
や糸杉の木のシリーズは印象的ですが、お花の絵は記憶に残っていない。
しかも最近証明された2点は、ゴッホの絵の色彩や、タッチがあまりなく、
不明だったというのが分かるような気がします。
新国立美術館では、ベッドが描かれたいびつな部屋の静物画を、立体的に
作られて展示されていた。ゴーギャンとの確執や、精神的な病に侵されて
いた記述がありました。37歳で自ら命を絶ったのですね。
大作を残した自画像からは、もう少し歳がいっていたと思っていました。
Commented by miyabiflower at 2020-12-12 16:45
すばらしい絵をご覧になったのですね。
絵画は近くでみると絵具の盛り上がりなどもよくわかって
圧倒されることもありますね。
花の静物画2点、言われないとゴッホとはわからないですね。
でも静かな中にも情熱を感じさせます。
その人の人となりや生きている世界などを知って絵画を観ると
また違ったものが見えてきそうです。
美術展からは足が遠ざかっています。早く安心してでかけられるようになるといいのですが・・・。
「私の12月リレー」に参加させていただきました。
いつも素敵な企画をありがとうございます。
みなさんの12月も楽しみに読ませていただいています。
よろしくお願いいたします。
Commented by Diary-17 at 2020-12-12 22:20
> unjakuさん
コメントありがとうございます。
正に惹き付け、惹かれてゴッホの精神を絵の中に探す、感じる展覧会でした。
Commented by Diary-17 at 2020-12-12 22:25
> バロックパールさん
コメントありがとうございます。
実は損保美術館という所があるそうですね。そちらで展覧会が予定されていたそうですが、コロナで日本に運送できなくなった様です。
リラだと思います。
靴は載せるのをどうしようかと一瞬迷いましたが、そう言って頂けて良かったです。
Commented by Diary-17 at 2020-12-12 22:35
> cenepaseriさん
コメントありがとうございます。順番を間違えてしまい申し訳ありません。
850点って凄い数です。
弟に宛てた手紙の数々を読んで、もしも私にこの様な売れない画家でしかも精神を病んでいる兄弟がいたら、かなり悩んだ事だろうと思いました。笑兄弟愛ですね。

Commented by modesta at 2020-12-12 22:42
言われないと、ゴッホの絵とは分からない程
優しい花の絵。薔薇の絵が好きです。
初期の作品でしょうか。
Commented by Diary-17 at 2020-12-12 22:43
> sonoma0511さん
コメントありがとうございます。
彼此10年ちょっと以前の展覧会でしたか?私も部屋の再現を見た様な記憶があります。
家族全員で行き未だ中高生の子供達がとても興味を持って楽しんでくれた展覧会でした。
記念に図録とマグカップを買ってあげましたが、カップはひとつ壊れてしまい2人ともガッカリ!。この度の展覧会でもう一つカップを買いました。笑
ゴッホは精神的も燃え尽きてしまったんですね。時代背景を考えると現代に生きる私達とは
精神力が違うのかなと思う事も。
Commented by Diary-17 at 2020-12-12 22:49
> miyabiflowerさん
コメントありがとうございます。
ゴッホの絵は特に描き手の精神世界を感じますね。
この展覧会は賛否両論で別の友人達はネガティブな意見でした。
コロナであらゆる展覧会も中止されているので、皆さんに少しでも興味を持っていただければと思い去年の訪問を思い出して載せてみました。

リレーの参加、ありがとうございます。
早速伺いました。沢山の方々に見ていただきたい素晴らしい写真を有難うございます。

Commented by sonoma0511 at 2020-12-13 00:10
再訪です。
Diaryさんその頃は、日本に滞在されていらしたのですね。そうです。10年くらい前。
2~3歳の孫を連れて娘と行きました。孫は黄色い部屋にびっくりしたようです。
ガチャガチャのおもちゃが出てくる機械に興味を示して、一杯ミニチュアの額に入った
ゴッホの絵を持って帰りました。@100円×?・・・・
私達は平日に行ったので、Diaryさんご一家とすれ違えず、残念!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
Commented by Diary-17 at 2020-12-13 16:54
> modestaさん
コメントありがとうございます。
modesta さんのお気に入りの薔薇の絵は1886年、パリで描かれたものです。
現在はオランダのKröller-Müller Museum に有ります。
ほっとする様に優しさを感じますネ。私も好きです。
Commented by Diary-17 at 2020-12-13 17:12
> sonoma0511さん
再訪ありがとうございます。ゴッホの絵は小さなお子さんの心も何か掴むものがありますね。
あの展覧会は子供達が未だに話をするんですよ。楽しんでくれた様です。
そうですね。日曜日だったと思いますが、混雑していた記憶がありません。
パセリさんと時々話題になるミッドタウンの斜向かいの例の場所で駐車していたように思います。笑
在京中は意欲的に時間を作って美術館巡り(特に日本美術展)、歌舞伎や能鑑賞に勤しんでいました。
Commented by BBpinevalley at 2020-12-15 10:43
こちらでも、こんにちは。
美術館からも遠ざかっている日々が続いているので、新鮮でした。
ゴッホの生涯は、読んでいても大変興味深いですね。
「月と六ペンス」なんていう小説にも、ゴーギャンがらみで登場しますが、読み入ってしまいます。
彼はアーティスト特有な汚されない「眼」を持っていて、それが人間社会での苦悩に繋がっていったのでしょうね。
先日、バーバラ・ストライザンドの記事を読んでいて、著者が彼女を訪ねた時にちょうどクリスティーとの電話で落札中だったとのこと。
なんと初期のゴッホを落として、すぐそのまま美術館に貸し付けたと。
意外と趣味が良くてお金持ちなんだなって、驚きました。

最後、17世紀以来とありますが、19世紀のこと?
彼は19世紀末の人ですよね。
Commented by Diary-17 at 2020-12-15 18:57
> BBpinevalleyさん
コメントありがとうございます。
17世紀以降、80年戦争が終わり植民地を多く持ち、東インド会社設立でオランダがヨーロッパで最も裕福だった頃、宗教改革でそれまでの絵画のスタイルが変わり、絵画を求める人口が増えましたが、同時に売れる画家とそうでない画家の差が開いた様です。ファン ゴッホのみならず
絵が認められず生活苦と精神的に病んでいった画家達が多くいたそうです。

ゴッホは19世紀末の人ですが、17世紀の部分、何故だろう?以下の行が飛んでしまっていてゴッホが17世紀の様に解釈されますよね。有り難う御座います。付け加えました。

バーバラ ストライザントはお金持ちですよね。 世界的なヒット曲が数曲あれば生きていけそうですね。彼女はジューイッシュかな?投資術が特に上手なのかもしれませんね。

アメリカの有名芸能人って投資家ですよね。ロバートデニーロの日本レストランは未だ有るのでしょうか?
そういえば昔、マドンナのインタビューで彼女もやはり有名絵画のコレクターと言っていました。

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by Diary-17 | 2020-12-11 11:19 | Art | Comments(18)
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