春近し

春の暖かい風に身を任せていた日
耳を澄ませば
遥か彼方の頭上から
聞こえる
鳥達の鳴き声


澄み切った空に浮かぶ柔らかそうな雲の間
目を凝らすと
一筋の鶴の群れ
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群鶴の高らかな鳴き声が次第に近ずいて来た
どちらの方向に進むのかと
あたかも皆で話し合っているかの様
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ヨーロッパに生息する鶴達の越冬は10〜11月頃始まる
スペインのジブラルタルを通過して
アフリカ大陸の先端南アフリカ付近まで越冬する
しかし、近頃は地球温暖化でスペイン辺りならば冬も餌を確保出来るそうで
遥かアフリカ大陸の先端迄飛ばず、南ヨーロッパに留まる一部の群も増えたそう
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一万キロの越冬を終えて
再び
目的地に向い
力の限り羽ばたく群鶴に
「お帰りなさい」と
心の中で叫んでみた
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春は直ぐそこまで。
















Commented by cenepaseri at 2021-02-27 21:43
すご〜い、群鶴。
鶴も雁の様に飛ぶのですね。
日本の鶴は少数だから、この様な形にはならないと思います。
日本の屏風の鶴と同じ丹頂鶴なのでしようか?
日本からは丹頂鶴はシベリアに帰って行くのでしょうね。
もうすぐ3月、待ちかねた春ですね〜。
Commented by uransuzu at 2021-02-27 21:56
春の抒情歌のようなDiaryさんの文章!
鶴の群れが空を飛ぶ様は、ヨーロッパでは春の訪れを感じさせるのでしょうね。
日本では見たことのない景色をありがとうございました。
Commented by Diary-17 at 2021-02-27 22:07
> cenepaseriさん
コメントありがとうございます。
あまりにも遠くて鶴の種類は勉強不足です。今度調べてみますね。
でも、あの鶴の鳴声が大勢で鳴きながら飛ぶので凄〜く響くのですよ。感動します♪
去年の10月下旬だったか11月の初めに越冬の為飛び立った時も幾つかのグループが飛んでいたのでそれが戻って来た様です。夫曰く、昨夜は満月で月明かりの元、声が聞こえたと言っていました。第一グループは確か今月の初めに確認したので、もしかして⋯跳ぶ時期は満月と関係があるのかなぁと思ったり⋯。

Commented by Diary-17 at 2021-02-27 22:25
>手袋さん
コメントありがとうございます。
饒舌さに欠けるお粗末な文章をそう言って頂けて恐縮です。ペコリ
年に2度、この群鶴に逢えた時、何とも言えない幸福感を感じます。



Commented by waremokomm at 2021-02-28 09:20
おはようございます。
鶴が大空を飛んでいるのを初めてみさせていただきました。
連なって・・きれい・・。
空が美しい・・春をおもう空の色ですね〜。
自然は素晴らしいですね。
Commented by Diary-17 at 2021-02-28 09:31
> waremokommさん
おはよう御座います。
もっとズームを効かせれば良かったのですが急いで家に戻ってiPadで写したので
へなちょこな写真で残念です。
沢山の鶴達の鳴き声が空いっぱいに響き渡ります。それがとっても感動的です。
声をお聞かせ出来ないのが残念。
Commented by hanaakari108 at 2021-02-28 10:56
わぁ~すごいです(*_*)
青空に群鶴、それだけで清々しい気持ちになります。
鶴も編隊?を組むように飛ぶのですね。
ほんとにあたかも皆で話し合っているかの様ですね。
そう言えば鶴の鳴き声は聞いたことがないです~
あかり
Commented by Diary-17 at 2021-02-28 11:03
> hanaakari108さん
コメントありがとうございます。
まるで巨大な鶴が飛んでいる様に編隊していますよね。
iPadの撮影なのでお粗末な写真ですが、何か感じて戴ければ嬉しいです。
大勢の鶴の鳴声は空に響き渡るんですよ。
感動的です。
Commented by modesta at 2021-02-28 15:03
鶴の大編隊ですね。先頭に立つ鶴は責任重大ですね。
北海道の道東釧路に丹頂鶴が生息しているようですが、餌付けをしているので
幸せな鶴たちです。
白鳥は、編隊を組んで空高く飛んでいるのは見た事があります。
やはり皆で声掛けして飛んでいました。
きっとシベリヤに帰るのかしらと思うと、思わず
頑張って!と心の中で叫んでしまいます。
Commented by HiroPhoto1690 at 2021-02-28 20:06
こんばんは^^
写真は鶴の群れなのですね。
鶴は渡り鳥だったのですね。
V字に編隊を組んで渡って行くのですね~
いい写真が撮れましたね^^
Commented by sonoma0511 at 2021-02-28 20:07
綺麗な線を描いた編隊で、それ自体が大きく羽ばたく鳥のようです。
鶴は日本を筆頭にアジアが生息地と思っていましたが、ヨーロッパにも
いるのですね。しかも長い体長や足の鶴がそうして空高く飛ぶとは思って
いませんでした。よく目に留まり、綺麗に写真が撮れましたね。
きっと良いことの予感が・・・。
モダーンな鶴の図は、漆の何かですか?
Commented by Diary-17 at 2021-02-28 20:13
> modestaさん
コメントありがとうございます。
私も越冬に出発する編隊にはやはり 頑張って!とmodesta さんと同じ様に心の中で叫びます。
昨年秋に小さなグループが飛んでいたのです。逸れたのかしら?と心配になりましたが
後で大きなグループが旋回していた様でした。
白鳥の編隊も見てみたいです。壮大で美しいでしょうね。
庭に遊びに来る小鳥達も可愛いですが、越冬する鳥達は命懸けなんですよね。
過酷な自然界を生きて行く力強さに感銘を受けます。
Commented by Diary-17 at 2021-02-28 20:28
> HiroPhoto1690さん
コメントありがとうございます。
そうなんですよ〜。日本の鶴はシベリアに越冬します。
近頃、工業開発が進んでシベリアも鶴には住みにくい様で北海道に集中しているようですが
そうなるとやはり自然形態が崩れるそうで鳥が密集し過ぎると伝染病の心配もありますね。
段々と生きにくい地球になって来ています。
Commented by Diary-17 at 2021-02-28 21:33
> sonoma0511さん
コメントありがとうございます。
毎年越冬の季節には晴天で青空が広がります。そしてとても賑やかなんですよ。
今月の初めに第一隊が通過したのですが、丁度窓を開けたら声が聞こえたので急いで庭に出ました。鴨も連隊を組みますが、声が⋯チョット濁声。鶴の声は綺麗です。

鶴の図は楊枝入れの蓋です。平べったい楕円形の入れ物です。
純銀なので磨かないとこんな風に⋯💦
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by Diary-17 | 2021-02-27 18:03 | | Comments(14)

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