節分とクレープ


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2月2日は聖燭祭なのでクレープを焼きました。
オレンジを搾りそのジュースにコアントローを加えてオレンジソースを作り
蕎麦粉と小麦粉を混ぜたクレープに添えていただきました。クレープの脇に添えたのは
クリーミーなグリークヨーグルトです。
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夜はたくさん焼いたクレープを使って、
茹でた白アスパラガスとほうれん草にオランデーズソース混ぜ、
くるくる巻いて重ねてその上にグリュイエールチーズを粉状にしてたっぷりかけて
オーブンで焼きました。
忙しい日だったので写真は撮り忘れました。

今日は日本は節分
一応形だけの室礼をします。
今年は生の鰯から煮干しを作ったのでその内の3つを柊と飾ってみました
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豆撒きは子供達が小さい頃のイベントの一つでしたが
お掃除もあるので子供達が成長してからは豆撒きは無くなりました。

私は子どもの頃、家族で出来るこの豆撒きが楽しみでした。
鬼役も福役もおらず外に向いて内に向いて
「鬼は外、福は内」とお豆を撒いていましたが、
私がとても小さい頃は、鬼が可哀想で
「鬼は内」と呟いて正されていた思い出があります。

夫が丁度歳男の年に、
仲良しの友人のところ(寺)で年中行事の節分の儀式があり舞台で有名人ゲストと共に
豆撒きをすると言うとても記念すべきご招待を受けた事がありました。
彼のサイズに合う裃をおばさまが探して下さり着付けてくださいました。
相撲力士や著名人に混じって若い青い眼の夫が裃を装って豆撒きをしている写真が家の何処かにありますが
これは彼にとって忘れられぬ思い出です
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裃姿が何故かとても似合っていたので
以来、
この友人は彼の事を「お代官さま」と時々冗談で呼んでいました。

さてと、
今日はこれからこのお代官とちょっと出掛けてきます 
こんな提灯まで持っている彼です


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Commented by rumicommon at 2022-02-04 01:34
節分にまつわる素敵な思い出をシェアくださり、拝見しながらついつい顔が緩んでしまいました。

ご主人様は日本文化にも造詣が深く、袴もお似合いで、別宅には素晴らしい和の器のコレクションもお持ち。
いつも日々のダイヤリーを拝見しながら、なんて素敵なカップルでいらっしゃるのだろうと勝手に目を細めています。

私の実家では訳あって祭日のお祝いを一切しませんでした。子供心にそれがとても辛く寂しく悲しかったです。
ですので娘を授かった時、可愛いお雛様を母が送ってくれた時はとても嬉しかったです。

そんなこともあって日本の伝統的な行事をきちんとご家族で楽しんでらっしゃることに、心がほっこりし、半面ついつい襟を正してしまいました。

それと、お料理もいつもワクワクしながら拝見しています。
わたしがお料理に目覚めたのはコロナのパンデミック中です。まさに60の手習い。笑笑
そのため、海老の匂いを消すためセロリをすったものを使う、というようなところを読み、「すごすぎる。惚れてまうで〜」などと勝手に突っ込んでおりました。

クレープもやってみます!
そうそう、建売住宅の記事のお写真からニースのあたりに雰囲気が似ていて、あのあたりには思い出がいっぱいあるのでこちらも不思議なつながりを勝手に感じました。
Commented by cenepaseri at 2022-02-04 10:32
キリスト教の聖燭祭と節分を海外できちんと毎年されてるのが凄いです。
旦那様は成田の新勝寺で舞台の上から、あの楽しそうな豆袋を撒かれたのですね。
裃をお召しになるなんて滅多な事では体験出来ませんね。
そしてお似合いになるとは…私は日本の着物も欧米人の方が似合っていると
密かに思っています、特に振袖は色白で髪が明るい方が映えます。^^
御代官所の提灯、素晴らしいです。笑
Commented by modesta at 2022-02-05 10:05
海外生活でありながら、日本の行事も、いつも大切に思われて、キチンとなさり
Diaryさんの日本人としての誇りと自覚を感じて、とても嬉しく感心致します。
この頃の若い人は、きっと忘れ去って行きそうな気がして悲しい気がいたします。
ご主人さまの裃姿、さぞ凛々しかった事でしょう。ステキな体験をなさりましたね。

ホワイトアスパラのクレープ仕立て、とても美味しそうです。
こちらでは、まだまだ生のホワイトアスパラは出ませんが
出たら作って見たいと思います、
 
Commented by Diary-17 at 2022-02-05 10:08
> rumicommonさん
コメントありがとうございます😊
お返事が遅れて申し訳ありません。

お褒めの言葉を頂戴して恐縮しています。
私は結婚した当時、じゃがいもの皮が剥けず夫が帰宅するまで待っていた程で、料理を始めると時間が幾らあっても足りないくらい鈍間だったんですよ。子供が出来てから少しずつ手際良くという事を考える様になりましたが、今でも手際は悪い方です。
夫の仕事で会食があるので少しずつ鍛えられたとも思います。

日々の生活は試行錯誤の連続ですが、これもまた楽しみに変えてしまおうとそんな事を常に考えている次第です。

お互いに海外在住組として、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。


Commented by Diary-17 at 2022-02-05 10:19
> cenepaseriさん
コメントありがとうございます😊
お返事が遅れて申し訳ありません。
いえいえ、成田ではないのですが、とあるところです。
袴は大きさの合う物を手配してくださった様でした。良い思い出です。

着物は着慣れた方でも歩き方が綺麗な人は少ないですね。何故でしょう?

あはは、お代官さまと呼ばれる前から提灯を既に持っていたんですよ。笑
Commented by Diary-17 at 2022-02-05 10:38
> modestaさん
コメントありがとうございます😊
行事については先ずは自分と子供達のアイデンティティと考えています。
それから
海外でお会いする方々皆さん日本の文化についてとても興味を持ってくださっているので
お招きした時に少々日本の文化に触れていただければとも思っています。
いつ何処にいても、日本人なのだと海外に住むとつくづく感じさせられます。

実はアスパラガスは未だなのですが、冷凍があるので時折食べたくなると季節までは冷凍を使います。アスパラガス、茹でたほうれん草、ハムも良いと思いますがオランデーズソースに和えてからクレープで巻きます。その上にもう一度ソースをかけて(、ベシャメルソースでも構いません)粉チーズをたっぷり振ってオーブンで調理します。
どうぞ、お試し下さいませね。



Commented at 2022-02-05 11:51
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Diary-17 at 2022-02-05 12:03
> カギコメ11:51さん
政治的な事柄や名誉に関わる事でなければ、問題ありません。
なあーんて、冗談です😉
どうぞ宜しく。笑
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by Diary-17 | 2022-02-03 23:50 | 節分 | Comments(8)

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