能登大納言小豆のおぜんざい

今年も小豆が食べたくて
おぜんざいを作りました
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和食の乾物の在庫の中から
賞味期限切れの小豆を発見

それはなんと
能登大納言小豆と表記がありました

今回の震災で大きな被害を受けた町の名が目に入りました


能登大納言小豆のおぜんざい_f0380954_19242923.jpeg
いつもなら
普通に封を開けて
水洗いしてから浸水
そして
コトコトと時間をかけて炊いて行く
何気ない当たり前の手順が
今回は小豆の一粒一粒がとても貴重に感じられました
小豆を火にかけてから
「あゝ、調理する前に小豆を幾つかよけておいて
発芽させれば良かった」と気づいた時は既に遅かった

水だけで炊き上がった最初の小豆の味は豆自体の味が濃厚でとても美味しい
この小豆がもう一度食べることができるようになるには
どれくらい年月がかかるのだろう?
「復興」
同じ想いが過去の東北大震災でもありました

能登はその土地に根付いた人々によって受け継がれてきた
日本古来からの習慣や文化が濃縮している地だと思います
地域の基盤となる
産業、農業、漁業 等⋯
破壊され失ってしまった物は数え切れぬ程
しかし
その土地の人々の誇りや精神が失われていない限り
再び建て直すことが必ず可能であると信じています

他力本願的な意味合いを感じる事ときれいごとに聞こえるのでこの場合
「祈る」という言葉は使いません


昨年も同じ時に小豆を炊いて
同じ漆器でおぜんざいを食べましたが
私にとって
今年のおぜんざいの味は
格別
身と心に深く沁み入る味でした

能登大納言小豆のおぜんざい_f0380954_20350044.jpeg











Commented by rabbitjump at 2024-01-16 10:51
能登の歴史、おいしい海の幸、手の込んだ輪島塗など。
沢山の産物が、名品が、家が、一夜にしてと
思うと悲しい現実に愕然とします。
高齢者多い能登の地ですが、
何とか、復興してほしいです。
Commented by cenepaseri at 2024-01-16 15:05
大切に調理され、能登の小豆も本望かも知れません。
一昨年は能登半島旅行に行こうと思ってました、が…
貴重な機会を逃してしまいました。
受験生が入試の為に集団疎開をするそうです。
きっと未来に力強く成長してゆく事と思います。
募金詐欺や、色んな事件が横行し、地形も複雑なことから
ボランティアもおいそれと入っていけない様ですが、
町や市単位での援助が進んでいます。

Commented by Diary-17 at 2024-01-16 16:51
> rabbitjumpさん
コメントありがとうございます。
流されてしまった漁船、荒廃した田畑、一瞬のうちに生活の基盤を失われた被災者の皆様には
今は生き抜く事に専念して頂きたいと思います。復興には時間が必要ですが必ず復興出来ると思っています。
Commented by Diary-17 at 2024-01-16 17:09
> cenepaseriさん
コメントありがとうございます。
私も実は次回帰国の際は能登半島へ行きたいと思っていました。同じ事が東北大震災でも起こり
丁度、福島市へ夫の仕事絡みで出向く予定があったので宮城県の松島市迄足を伸ばしたいと計画していた矢先でした。とても美味しいお米を作る農家さんがあったのですが、津波で砂のように細かくなったガラスや金属メタルが田畑の土に深い層になって混流しとても危険だそうで再開は断念されました。今回の能登でも同じようなことが起こっているのではと⋯⋯。人は生きていく為には食品になる農産物の収穫は大切ですね。
2011年は丁度卒業試験があり我が家でも卒業生徒の全てが教師と共に国外疎開しましたが、能登の受験生達の精神的打撃は大きくて心配ですね。負けずに頑張って欲しいです。
心無い輩がいつの世も横行しています。復興支援は公平でなされるべきだと思うので
冷静な判断が必要ですね。


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by Diary-17 | 2024-01-15 20:37 | Kitchen Diaries | Comments(4)
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